古い家は解体しなくてもいい!?枚方市で築古の家を売却するか検討中の人必見!

枚方市で築20年、30年、あるいは50年以上経つ古い家を相続したり、実家として所有したりしている方の多くが、まず悩むのが「解体するべきか、それともこのまま売れるのか?」という点です。実際、枚方市では昭和40〜50年代の木造住宅が多く残っており、老朽化によって「もう価値がないのでは?」と心配する方も少なくありません。
しかし結論からお伝えすると、築古の家は解体しなくても売れるケースが非常に多いです。むしろ、解体せずそのままの状態で売った方が買い手が見つかりやすかったり、費用面で有利になったりするケースもあります。
この記事では、枚方市で古い家の売却を検討している方向けに、解体の必要性・売却方法・相場・注意点、さらに「解体しないで売るとどんなメリットがあるのか?」まで、わかりやすく解説します。
築古の家でも解体せずに売れる理由とは?

【理由①】土地としての価値があるため
築古の家の場合、建物自体に価値がなくても、土地の価値で売却できるケースが多くあります。特に枚方市では、楠葉・牧野・御殿山・枚方市駅周辺・長尾・津田など、人気エリアは坪単価が高く、建物の老朽化は大きな問題ではありません。
買主の多くは「建て替え前提」で購入するため、古い家が建っていても売却が可能です。
【理由②】買主が「好きなタイミングで建て替えたい」
更地にしてしまうと、すぐに固定資産税の軽減が外れ、税金負担が大きくなります。買主としても、古屋付きの方が都合がよく、購入後の好きなタイミングで建て替えを検討できます。
【理由③】解体費用が年々上がっているため
解体費用は人件費高騰や廃材処分費の増加により、ここ数年で大きく値上がりしています。木造住宅の解体では、
- 20坪:80〜120万円
- 30坪:120〜180万円
- 40坪:180〜250万円
ほどが相場です。これを売主が負担するのは大きな出費となるため、解体せずに売れるならその方が圧倒的に有利です。
【理由④】古家付きでの売却は買主の選択肢が広がる
最近は「中古をリノベーションしたい」若い買主が増えています。築古でも基礎がしっかりしている家なら、建て替えではなくリフォームして住みたいというニーズも高まっています。
枚方市で実際に多い「古家付き売却」のパターン

① 建て替え検討のファミリー層が購入するケース
楠葉・牧野・長尾・津田などは子育て世帯に人気で、「駅から徒歩圏の土地を探している」買主が多くいます。古家が建っていても、建て替え前提で問題なく購入されます。
② 投資家が購入するケース
枚方市は賃貸需要が高いため、古家をリフォームして貸し出す投資家も増えています。解体しなくても十分価値があるケースが多いです。
③ 買取業者がそのまま買取するケース
解体費用がかかるような築古物件でも、枚方市密着の買取業者がまとめて買取し、不動産会社側でリフォーム・再販売するケースがあります。
とくに売主負担がゼロで済むため、スピードを優先したい方には最適です。
古家付きで売却するメリット

メリット① 解体費用がかからない
売主にとって最も大きいメリットがこれです。数十万円〜200万円ほどの解体費用を節約できます。
メリット② 更地にすると固定資産税が最大6倍になる可能性がある
更地にすると「住宅用地特例」が外れるため、固定資産税が跳ね上がります。古屋付きのまま売却すれば、この問題は発生しません。
メリット③ 売却期間が短くなることが多い
枚方市では古家付きの土地は「すぐ建て替えしたい」買主にとって魅力的です。更地化のタイミングを待つ必要がなく、販売スピードが上がるケースが多くあります。
メリット④ 売主の手間が最小限
解体・整地の見積もり、手配、近隣挨拶などはすべて手間がかかります。古家付きなら一切不要です。
古家付きで売れる物件と、売れにくい物件の違い
売れやすい物件の特徴
- 駅から徒歩圏(楠葉・牧野・御殿山・枚方市駅)
- 敷地の形が整っている(正方形・長方形)
- 前面道路が広い(4m以上)
- 周辺にスーパー・病院・学校がある
- 土地として需要が高いエリア
売れにくい物件の特徴
- 再建築不可(道路に2m以上接していない)
- 極端に傾いている・雨漏りがひどい
- 敷地の形が極端に悪い(旗竿地など)
- 地盤の弱いエリア
ただし、これらの物件でも「買取」であれば売却できる可能性は十分あります。
古家付きのまま売却するデメリット
デメリット① 買主のローンが通りにくい場合がある
建物の価値が低い場合、金融機関によってはローン審査で評価されにくいことがあります。ただし土地評価でカバーできることが多いため、実際には大きな問題になりません。
デメリット② 内覧を嫌がる買主がいる
老朽化が激しい物件だと、内覧時の印象で敬遠されてしまうことがあります。
デメリット③ 建物の状態次第で売却価格が下がることがある
破損が多い物件は価格調整が必要になるケースもあります。
解体してから売却したほうがよいケース
ケース① 建物が危険な状態で倒壊の恐れがある
雨漏り・傾き・シロアリ被害などが深刻な場合、買主から解体前提の指摘が入ることがあります。
ケース② 再建築不可ではないが、建物が土地の形を悪くしている場合
古家を撤去した方が敷地の形が整い、買主の選択肢が広がることがあります。
ケース③ 立地がよく、土地での買い手がすぐ見つかるエリア
楠葉駅周辺など、土地需要が高い地域では解体後の方が高値で売れることもあります。
枚方市で古家付き売却か解体売却か迷ったときの判断ポイント
ポイント① 解体費用を回収できるか?
解体後の価格が100万円以上高くなる見込みがあれば、解体も候補になります。
ポイント② 買主のニーズに合うか?
リノベ需要が高い地域では古家付きのままの方が売れます。
ポイント③ 税金負担はどうなるか?
更地にすると固定資産税が最大6倍になるため、長期間売れない可能性があるなら注意が必要です。
古家付きのまま売却する方法(3つの選択肢)
① 一般仲介での売却
市場で買主を探す方法で、最も高く売れる可能性があります。
② 買取専門業者に売却
スピード重視で、荷物そのまま、現況のまま引き渡し可能。建物の状態が悪くても売れます。
③ 不動産会社の「買取保証付き仲介」
一定期間売れなければ不動産会社が買取する仕組みです。安心感が大きい方法です。
【まとめ】枚方市の築古物件は「解体しなくても売れる」ケースが圧倒的に多い
枚方市では、昭和築の古い家であっても、解体せずそのまま売却できる物件が非常に多くあります。土地価値の高さや建て替えニーズの多さ、投資家の需要などが理由です。
次のどれかに当てはまるなら、まずは古家付きのまま売却検討をおすすめします。
- 解体費用をかけたくない
- 固定資産税を上げたくない
- 建て替え・リフォーム需要がある地域
- スピード売却したい
「解体した方がよいか、古家付きで売るべきか」は、物件によって答えが異なります。枚方市の地域性を理解した不動産会社に相談すれば、最適な売却方法を提案してもらえます。
枚方市で築古物件の売却を検討している方は、まずはお気軽にご相談ください。建物の状態・立地・相場を踏まえた上で、あなたにとって最も損のない売却方法をご提案します。



