【枚方市】空き家が増え続ける今、放置は危険|管理不全空家で固定資産税が上がる前にやるべきこと
※2026年2月更新:2023年住宅・土地統計調査/2023年12月の空家法改正を反映
「相続した実家を、とりあえずそのままにしている」
「固定資産税だけ払い続けているけど、動けていない」
枚方市でもこの相談は本当に多いです
ただ、2023年12月の法改正で“放置のコスト”が一段上がりました
この記事では、空き家の増加状況→法律改正(管理不全空家)→放置すると何が起きるか→今すぐやるべき手順を、枚方市の事情に合わせて整理します
まず結論です
空き家は「特定空家」になる前の段階(管理不全空家)でも、勧告で固定資産税の住宅用地特例が外れる可能性があります
「家が建っていれば税金が安いから放置」は、もう安全策ではありません
固定資産税が上がるリスクを先に把握したい方は、こちらも参考にしてください
空き家を放置すると固定資産税が増える仕組み(枚方市)
第1章|空き家は全国でどれくらい増えている?枚方市も例外ではない

総務省の住宅・土地統計調査では、2023年時点の空き家数は約900万戸、空き家率は13.8%とされています
ざっくり言うと、7〜8戸に1戸が空き家という規模感です
増加の背景として大きいのが、単身高齢者世帯の増加と相続です
ご高齢の方が亡くなったり施設に入ったあと、そのまま空き家になるケースが増えています
枚方市も同じ構造です
昭和〜平成初期に開発された住宅地が多く、相続をきっかけに空き家化しやすい土台があります
市としても空家等対策計画を改定・実行計画の策定を進めていますが、所有者が動かないと改善しにくいのが現実です
第2章|法律が変わった「管理不全空家」とは?

2023年12月に「空家等対策の推進に関する特別措置法」の改正法が施行されました
これまで行政が強く動けたのは、倒壊のおそれなどがある「特定空家」が中心でした
ただ、従来は“よっぽどひどい状態”にならないと指導が進みにくいという課題がありました
そこで新設されたのが「管理不全空家」です
管理不全空家=「今すぐ危険ではないが、このままだと特定空家になりそう」
たとえば、次のような状態が続いていると、管理不全空家として対象になり得ます
- 外壁や屋根の損傷が目立つ
- 窓ガラスの破損・雨戸の不具合が放置されている
- 庭の草木が伸び放題で近隣に影響が出ている
- ゴミの散乱、郵便物の滞留など管理不全が見える
ここが重要|勧告で「住宅用地特例」が外れる可能性
管理不全空家として「勧告」を受けると、固定資産税の住宅用地特例(いわゆる税負担の軽減)が対象外になる可能性があります
つまり、税負担が大きく増えるルートが「特定空家より前」に用意されたということです
参考:国土交通省資料(管理不全空家等・特定空家等に対する措置の考え方)
第3章|「特定空家」と「管理不全空家」の違いを整理

特定空家
倒壊の危険がある、衛生上有害、景観を著しく損なうなど、周囲への悪影響が深刻な状態です
助言→指導→勧告→命令と進み、最終的には行政代執行(強制的な対応)につながる可能性があります
管理不全空家
特定空家ほど深刻ではないが、放置すると特定空家になり得る状態です
この段階で対応すれば解除される可能性があるのがポイントです
逆に言えば、ここで動けないと“コストが増えるフェーズ”に入りやすくなります
第4章|放置するとどうなる?枚方市でありがちな2つのパターン

例①:相続後に3年放置して「管理不全空家の指導」→修繕費が先に発生
年に1〜2回見に行っていたが、忙しくなって足が遠のいた
気づけば草木が隣家へ越境、外壁の一部が剥がれ、近隣から相談が入り指導に進む
慌てて草刈りと応急修繕…この段階で数十万円かかる、という流れです
例②:「建物があると税金が安い」前提で放置→勧告で特例解除→税負担が重くなる
法改正後は、管理状態によっては“その前提”が崩れます
しかも、放置期間が長いほど建物は傷み、結果的に解体費・残置物処分費・値下げが重なりやすいです
草木や残置物がネックで動けていない方は、こちらも参考になります
草が伸び放題・片付け不要でも売れるケース(枚方市)
第5章|枚方市ならではの事情:売れる立地と“空き家化しやすい立地”の差

枚方市は「枚方市駅」「樟葉駅」周辺など利便性が高いエリアは需要が安定しやすい一方、駅から離れた住宅地では築年数が進んだ戸建てが増え、空き家化しやすい傾向があります
築30年以上になると、建物評価がほぼゼロになり、土地値中心の話になりやすいのも特徴です
つまり、空き家を放置すると
維持コスト+劣化+税リスクが積み上がり、最後は「売るために先にお金が必要」という状態になりやすいです
枚方市の“売れやすいエリア”や売却戦略を先に知りたい方はこちら
枚方市で家が売れやすいエリア・売却成功のコツ
第6章|空き家を持っている人が「今やるべき」5つのステップ

ステップ1:現状確認(まずは写真でOK)
外壁・屋根・窓・庭の状態、郵便物の滞留、近隣への影響が出ていないかを確認します
遠方なら、管理サービスや不動産会社に写真チェックを依頼するのもありです
ステップ2:方針決め(売却/活用/保有)
大枠はこの3つです
迷うなら「売れるのか」「いくらなのか」を先に把握した方が早いです
ステップ3:相場を調べる(公的データ+複数査定)
国土交通省の取引価格情報で相場観を掴みつつ、査定は複数社で比較しましょう
空き家の査定で損をしない流れは、こちらにまとめています
ステップ4:法務・税務の確認(相続登記/特例の期限)
相続した空き家は、名義(相続登記)が未了だと売却が止まりやすいです
2024年4月から相続登記は義務化されているので、未了なら優先度は高いです
また、相続空き家は条件を満たすと税特例(3,000万円控除)が使える場合がありますが、期限と条件があります
空き家の3,000万円特別控除と期限の考え方
ステップ5:専門家に相談(売り方:仲介/買取も含めて最短ルートを選ぶ)
空き家は「先延ばしほど不利」になりやすいテーマです
売却なら、仲介と買取どちらが合うかで手残りとスピードが変わります
まとめ|枚方市の空き家は「現状把握→期限逆算→売り方決定」が一番損をしにくい

要点は3つです
- 空き家は全国で約900万戸、枚方市でも相続をきっかけに増加
- 法改正で「管理不全空家」が新設され、手前の段階でも税負担が増える可能性が出た
- 放置ほど、維持コスト・劣化・税リスクが積み上がるため、早めに現状把握して動くのが有利
私たちハウスドゥ Neo不動産販売では、枚方市の空き家・相続物件の無料査定・無料相談を受け付けています
「相場だけ知りたい」「売るかどうか決めていない」でも大丈夫です



