空き家の片付けが大変…そんな方へ
「相続した家を片付けないと売れない」「物が多すぎて手がつけられない」──枚方市でも、このようなお悩みを抱える方が増えています。特にご両親が長年暮らしていた実家には、思い出の品や家具、家電が多く、どこから手をつければいいのか分からないという声が多く寄せられます。
しかし、実は片付けをしなくても“そのまま売却できる方法”があります。最近では、残置物が多い空き家でも買い取る不動産会社が増えており、「手間をかけずに早く売る」ことが可能になっています。
この記事では、枚方市で空き家を「そのまま売りたい」方に向けて、現状渡しで売る3つの方法と、失敗しない手順・注意点をわかりやすく解説します。
“そのまま売却”できる3つの方法
① 現状渡しの仲介
片付けやリフォームをせず、現状のままで市場に出す方法です。購入希望者に「現状での引渡し」を了承してもらうため、契約書に明記することが重要です。残置物の撤去や清掃を買主負担にすることも可能で、「できるだけコストをかけたくない」という方に向いています。
ただし、一般公開するため販売期間がやや長くなる傾向があります。価格を下げて早期成約を目指すか、時間をかけて希望価格を狙うか、事前に戦略を立てておきましょう。
② 不動産会社による現状買取
もっとも手間が少ない方法です。残置物・ゴミ・家財がそのままでも、買取業者が一括で引き受けてくれるケースが増えています。査定から契約・現金化までが早く、最短で1〜2週間ほどで売却が完了します。
特にハウスドゥ 京阪くずは店のような地元業者では、枚方市の物件に精通しており、古家・空き家の状態でも即日査定・現金買取が可能です。売主が片付けや清掃をする必要がなく、遠方在住や多忙な方に最適です。
③ 買取保証つき売却
「なるべく高く売りたいけれど、売れ残りは避けたい」という方におすすめの仕組みです。まずは仲介で市場に出し、一定期間で売れなければ、あらかじめ決めた金額で不動産会社が買い取ります。
これにより、価格を下げすぎず、かつ売れ残りの不安もありません。残置物があっても対応可能な会社を選べば、片付け不要で安心して売却を進められます。
費用・手間・スピードで比較！“そのまま売却”の3つの方法
空き家を「そのまま売る」には、仲介・買取・買取保証の3つの方法があります。それぞれの特徴を以下の表で比較してみましょう。
| 方法 | 特徴 | 片付けの必要 | 売却スピード | 売却価格の目安 |
|---|---|---|---|---|
| ① 現状渡しの仲介 | そのまま市場に出す。買主が現況を了承して購入。 | 不要（残置物OK） | 2〜6か月 | 高め（市場価格に近い） |
| ② 現状買取 | 不動産会社が直接買い取り。即現金化が可能。 | 完全不要 | 最短1〜2週間 | やや低め（スピード重視） |
| ③ 買取保証つき売却 | 仲介で売れなければ事前価格で買取保証。 | 不要（会社による） | 1〜3か月 | 中間（高値＋安心のバランス） |
「早く現金化したい」「遠方に住んでいる」「片付けの時間がない」方には、②の現状買取がもっともおすすめです。反対に、できるだけ高値を狙いたい場合は①の仲介、または③の買取保証が向いています。
片付け不要を実現する5つの手順
片付けをせずにスムーズに売却するには、以下の流れを押さえておくと安心です。最初の段階から「片付け不要」であることを明確に伝えることがポイントです。
- ① 無料査定を依頼する（室内そのままでOK）
まずは不動産会社に無料査定を依頼しましょう。室内の荷物や家具はそのままで構いません。鍵の郵送対応も可能な会社なら、立ち会い不要で手続きが進みます。 - ② 残置物の取り扱いを相談する
「引渡時にそのままでOK」「貴重品のみ引き取る」など、残置物の扱いを事前に決めておくとスムーズです。ハウスドゥ 京阪くずは店では、残置物撤去や買取もワンストップ対応しています。 - ③ 相続登記・名義確認を行う
名義が被相続人のままでは売却できません。司法書士と連携して、相続登記や名義変更を完了させておきましょう。 - ④ 契約不適合責任を確認する
「現状のまま引き渡す」場合、後から不具合が見つかっても売主が責任を負わないよう、契約書に免責条項を明記しておきます。プロの不動産会社なら、この手続きを適切に行ってくれます。 - ⑤ 売却後の残置物撤去を任せる
買取の場合、売却後の撤去・清掃も不動産会社が行います。個人情報や思い出の品の扱いも相談できるため、安心して任せられます。
注意点：トラブルを防ぐためのポイント
「片付け不要＝何も気にしなくていい」というわけではありません。次のポイントを押さえておくことで、売却後のトラブルを防ぐことができます。
- ① 売却対象とする範囲を明確にする
家具・家電・残置物のうち、売主が持ち帰るものと残すものを明確にし、契約書に記載しておきましょう。 - ② 相続登記の義務化に注意
2024年4月から相続登記が義務化されました。相続した空き家を放置していると、登記未了による罰則（過料）の対象となる場合があります。 - ③ 特定空家に指定される前に売却
放置が長引くと「特定空家」に指定され、固定資産税の軽減が解除されることがあります。状態が悪化する前に早めの相談が得策です。 - ④ 現地確認はプロに任せる
遠方に住んでいても、鍵を預けておけば不動産会社が現地を確認・査定してくれます。ハウスドゥ 京阪くずは店では、オンライン面談・LINE相談も可能です。
事例紹介：片付けゼロでも売却できたケース
実際に、枚方市では「片付けをせずにそのまま売却」して成功した事例が数多くあります。ここでは代表的な2つのケースをご紹介します。
ケース①：香里ケ丘の戸建（築45年・残置物多数）
長年空き家になっていた実家で、家具や家電がそのまま残った状態。老朽化も進み、「片付けから始めると半年以上かかりそう」と悩まれていました。
ハウスドゥ 京阪くずは店が現状のまま査定し、買い取りを実施。売主様は鍵を預けるだけで、約2週間で契約・現金化まで完了しました。
結果として、片付け・解体・清掃などの費用負担が一切なく、ストレスのない売却が実現しました。
ケース②：長尾エリアの空き家（相続後・遠方在住）
大阪市に住む相続人の方が、枚方市長尾にある実家を相続。仕事の都合で立ち会いができず、片付けも進まない状態でした。
不動産会社に鍵を郵送し、オンラインで査定・契約を実施。現地確認や手続きはすべて代行対応で、約1カ月で成約。
遠方からでも全て完結できる「非対面型のそのまま売却」に満足いただけました。
よくある質問（FAQ）
- Q. 本当に片付けをしなくても売れますか？
A. はい。残置物や家具がある状態でも「現状買取」や「現状渡し」で売却可能です。買取業者が撤去や清掃を行うため、売主が動く必要はありません。 - Q. 貴重品や写真などが残っている場合は？
A. 査定前に必要なものだけ持ち出しておきましょう。残された物の中に貴重品が見つかった場合、業者から連絡・返却対応を行うことも可能です。 - Q. 雨漏りやシロアリ被害があっても大丈夫？
A. 問題ありません。現状のまま買取できる会社も多く、老朽化や損傷のある物件でも需要があります。 - Q. 遠方に住んでいても手続きできますか？
A. 可能です。郵送・オンライン面談・電子署名で契約まで完結できます。鍵の受け渡しも宅配で対応可能です。 - Q. 解体した方が高く売れる場合もありますか？
A. はい。土地需要が高いエリア（例：樟葉駅・枚方市駅周辺）では、更地にした方が高値で売れる場合もあります。不動産会社に両方の査定を依頼するのがおすすめです。
まとめ：片付けは“条件”ではなく、“プロに任せる工程”
空き家の片付けが進まないからといって、売却をあきらめる必要はありません。今は、残置物ごと引き受ける買取業者が増え、遠方からでも全て完結できる仕組みが整っています。
ハウスドゥ 京阪くずは店では、枚方市内の空き家を「片付け不要・立ち会い不要・即日査定」で対応しています。相続・老朽化・荷物が多い物件でも、そのままの状態で問題ありません。
「片付けが終わったら相談しよう」ではなく、「片付け前に相談」することが、スムーズな売却の第一歩です。
