誰も住んでいない空き家、毎年●●万円以上の負担が!?
相続したものの「いつか使うかも」「今は忙しいからそのままにしておこう」──
そんな気持ちで放置してしまっている空き家、ありませんか?
実はその空き家、放っておくだけで毎年10〜20万円以上のコストがかかっているかもしれません。
さらに放置期間が長引くと、将来的にもっと大きな出費やリスクに直面することも…。
実はこんなにかかる!空き家の現実的な維持費
住んでいないからお金はかからない──そんなことはありません。空き家でも次のような費用がかかります。
費用項目 | 目安金額(年間) | 備考 |
---|---|---|
固定資産税 | 約10万円 | 建物の構造や立地により異なる。特定空き家に指定されると軽減措置がなくなり大幅増額。 |
管理・巡回費用 | 約5万円 | 定期的な草刈りや換気、ポストの確認など。 |
火災保険などの維持保険料 | 約1〜3万円 | 空き家は居住中に比べ保険料が高くなる傾向。 |
修繕・補修費 | 不定(数万円〜数十万円) | 雨漏り、シロアリ、外壁剥離などは早期対応が必須。 |
つまり、年間10〜20万円程度は維持費として発生しているケースが多く、10年間で100万円以上の出費になることも十分にあります。
空き家を放置したときの深刻なリスク
さらに放置が長引くと、次のようなリスクが現実のものとなります。
- 建物の劣化:雨漏り・カビ・シロアリなどにより修繕費が高額化
- 防犯リスク:不審火、ゴミの不法投棄、不法侵入の温床になることも
- 近隣トラブル:倒壊や悪臭によって苦情・損害賠償問題に発展する可能性
- 税制リスク:「特定空き家」に指定されると固定資産税が最大6倍になる
「まだ大丈夫」と思って放置することが、後々大きな損失になることは決して珍しくありません。
売却したいと思っても…後回しにするリスク
いざ売却しようと思っても、空き家状態が長いと以下のような障害が発生することもあります。
- 老朽化により買主から大幅な値引き交渉を受ける
- 室内の残置物撤去に数十万円が必要
- 境界未確定・相続登記未完了などで手続きに時間がかかる
つまり、動き出しは早ければ早いほど売却のハードルが下がり、費用も抑えられるということです。
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まとめ:空き家は、放置すれば資産から負債に変わる
誰も住んでいない空き家は、見えないコストとリスクを抱えた状態です。
だからこそ、「気づいた今」が動くベストタイミングです。
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