築古＝売れない？実は“買い手がいる”理由
「築40年以上の古い家なんて売れないのでは…」と思っていませんか？実は、枚方市では近年、古家付き物件や築古住宅の需要が高まっています。背景には、建築コストの上昇や中古リノベ市場の拡大などがあり、「古い家を買って自分好みに直す」という考え方が広がっているのです。
さらに、枚方市は大阪・京都の中間に位置し、京阪本線やJR学研都市線でのアクセスも良好。特に駅徒歩圏内のエリアは土地需要が強く、築年数が古くても立地が良ければ「土地＋古家」として十分に価値が認められます。
つまり、築古＝売れないではなく、「どう見せるか」「どこに売るか」で結果が大きく変わる時代なのです。
築古物件が売れる3つの理由
① 土地需要の高さ
枚方市では、特に京阪沿線の樟葉・枚方市駅エリア、JR学研都市線の長尾・津田エリアなどで、住宅地のニーズが高い状態が続いています。建て替え目的で土地を探している買主が多く、古家付きのままでも「更地にして使える土地」として評価されるケースが多数あります。
② リノベーション市場の拡大
新築価格の高騰により、若い世代を中心に「中古を買ってリノベーションする」スタイルが一般的になっています。実際、枚方市では築40〜50年の戸建を購入し、1,000万円程度のリノベを行う事例も増えています。
古家の「味わい」や「立地の良さ」を重視する層が増えているため、築古でも「再生可能な資産」として再評価されているのです。
③ 建築コスト上昇による中古需要の拡大
建築資材や人件費の高騰により、新築住宅の価格は年々上昇。2025年現在では、枚方市の一般的な新築戸建価格が3,800万円〜4,500万円前後まで上がっています。そのため、「古家を購入して低コストで住む」という選択肢が現実的になっており、築古住宅の需要が高まっています。
枚方市で築古住宅の買取が進む背景
枚方市では、地元の不動産会社や再販業者による“買取再販”が活発です。古い家を一度買い取り、リフォームして再販売する動きが進んでいます。これにより、築古住宅の流通がスムーズになり、以前よりも「古い家が売れる」ケースが増えています。
特に、ハウスドゥ 京阪くずは店のように地元密着で買取も行う企業は、古家の価値を正しく見極め、現状のままでも即査定・即買取が可能です。残置物が多い、雨漏りがある、リフォームが必要といった状態でも、需要次第では高額で売却できる可能性があります。
築古住宅を高く売るための3つのコツ
① “解体するか残すか”をプロに判断してもらう
築古住宅の売却では、「解体して土地として売るか」「そのままの状態で売るか」を見極めることが重要です。外観が古くても構造がしっかりしている場合は、リフォーム前提で買いたいという層が多く存在します。一方、老朽化が進んでいる場合は、解体して更地にする方が高く売れるケースもあります。
枚方市内では、地盤や再建築可否、接道状況によって価格が大きく変動します。査定時に「建物あり・更地」の両方の価格を提示してもらい、最も利益が出る方法を選ぶのがポイントです。
② 現状のままでもOK！買取業者を活用する
築古住宅は、一般市場で販売するよりも「買取業者」に直接売る方がスムーズに進む場合があります。特に、残置物や老朽化、雨漏り、傾きなどがある場合でも、買取専門業者はリフォーム・再販を前提としているため、そのままの状態で買い取ってくれます。
ハウスドゥ 京阪くずは店でも、「片付け不要」「リフォーム不要」「最短3日で現金化可能」といった買取サービスを行っています。売主の負担を最小限に抑え、スピーディーな売却を希望する方に最適です。
③ エリア別の需要を知っておく
同じ築古住宅でも、立地によって評価は大きく変わります。枚方市内で特に需要が高いのは次のエリアです。
- 樟葉エリア：京阪本線の特急停車駅。新築用地やリノベ再販物件としての需要が非常に高い。
- 枚方市駅エリア：商業施設や公共機関が集まり、ファミリー層に人気。中古マンション・戸建の再販が活発。
- 長尾・藤阪・津田エリア：静かな住環境を求める世帯に支持されており、築古戸建の買取事例も多い。
- 香里ケ丘・招提南町：閑静な住宅街エリア。古家付き土地を求める層が多く、リノベーション前提での需要が安定。
つまり、築古住宅を高く売るためには、「エリアの特性×売却方法」を組み合わせることが重要です。地元の不動産会社なら、エリア別の買い手層や相場を正確に把握しているため、より高値での売却を実現できます。
枚方市で活用できる補助金・制度
築古住宅の売却やリノベーションを検討する際は、枚方市が提供する補助金・制度を上手に活用することで、費用負担を大きく減らすことができます。
- 若者世代空き家活用補助制度
空き家を購入・改修して活用する若者世代に対して、最大100万円を補助。購入希望者が利用できるため、売れやすくなるメリットがあります。 - 住宅除却工事補助制度
老朽化した住宅の解体に対し、上限20万円まで補助が受けられます。更地にして売る場合の費用を抑えることが可能です。 - 地域空き家活用補助制度
築15年以上の住宅を改修・耐震補強する場合に補助が出ます。再販売や賃貸活用を考えている場合に有効です。 - 空き家譲渡所得3,000万円特別控除
相続した築古住宅を3年以内に売却した場合、譲渡所得から最大3,000万円の控除を受けられる税制優遇です。
これらの制度は申請期限や条件があるため、事前に市役所または不動産会社を通じて最新情報を確認しておきましょう。
売却前にやっておきたいチェックリスト
築古住宅の売却をスムーズに進めるためには、事前準備がとても重要です。ここでは、実際に査定や買取を依頼する前に確認しておきたいポイントをチェックリスト形式でまとめました。
- ① 建物の劣化状況を確認する
屋根の雨漏り、床の沈み、シロアリ被害など、建物の状態を事前に把握しておくことで、査定価格の根拠を理解しやすくなります。 - ② 境界や測量図の有無を確認する
境界が曖昧なままだと、買主とのトラブルになることがあります。古い家ほど測量図が残っていないケースも多いため、測量士への依頼を検討しておきましょう。 - ③ 権利関係（登記・名義）の整理
相続登記が済んでいない場合、売却手続きが進められません。名義変更や相続手続きは司法書士と連携し、早めに完了しておくことが大切です。 - ④ 残置物や不用品の処理方法を検討する
家具や家電、日用品などが残っていても、現状のまま買い取る業者もあります。無理に処分せず、まずは不動産会社に相談してから動くのが効率的です。 - ⑤ 固定資産税の納税状況を確認
固定資産税の未納があると、売却代金の清算時に調整が必要になります。納税証明書を用意しておくと手続きがスムーズです。
上記を事前に整理しておくことで、査定から売却までの流れがスピーディーになり、トラブルを未然に防ぐことができます。
まとめ：築古でも“売れる条件”を知って動こう
築古住宅は「古い＝売れない」ではありません。枚方市では土地需要が高く、リノベーション市場も拡大しているため、古家付き物件でも積極的に買い取る業者が多く存在します。
重要なのは、建物の状態や立地を正しく評価し、補助金や税制をうまく活用すること。そして、地元の市場を熟知した不動産会社に相談することで、想定以上の価格で売却できる可能性が高まります。
ハウスドゥ 京阪くずは店では、築古住宅の査定・買取・片付けサポートを一括で対応しています。残置物がある状態でも大丈夫。査定・相談はすべて無料です。